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あれやこれや
March 7, 2011日本橋三越での展示も残すところあと2日。
連日たくさんの方に来ていただいて、本当に感謝です。
あいにくタイミング悪くお会いできなかった方もおりますが、
お忙しい中足を運んでいただいて、ありがとうございます。この場を借りて。。
さて、ワタクシにしては素早い更新ですが、、
今日は会場に行く前に時間をいただいて2つほど展覧会を巡りました。
年が明けて以来、自分の制作や生活でバタバタとしていて
なかなか展覧会巡りに出掛けられなかったんですが、
久々にエネルギーとやる気を頂けたので、筆を執りました。（キーボードを打ちました。）
１つは東京国際フォーラムで開催されている「現代工芸アートフェア」。
第一回となる日本で初めて開かれる工芸アートにフォーカスしたアートフェアということです。
現代の日本を代表する工芸作家55人の春の競演・・とあります。
（ロゴはホームページより。詳細はhttp://www.kogeiart.com/まで）
55人の中には、勉強不足のせいか存じ上げない作家さんもいたものの、
普段からお世話になってる先輩作家の方も大勢参戦していて
まさに夢の競演！！
広すぎる会場に足を痛めながらも、
現代の日本の工芸の力。そして自分の力不足を大いに感じることができました。
いつか参戦できますように。。
もう１つは、9日まで和光並木館で開催中の「現代磁器四人展」。
伊藤北斗さん、中田博士さん、藤井隆之さん、そして和田的さんの４名による展覧会です。
作品のバリエーション、クオリティ共にすばらしく
グループ展にあるべき「共演、共闘、共鳴」を強く感じました。
ほぼ同時開催の我らの「柏窯会陶磁展ー磁器の表現ー」は、
はたしてどれだけそれができているのか・・・
個々の力だけでなく、共に１つの展覧会を成功させるといった点で
同じ方向を向いて、展覧会を育てねば。。とまだ終わっていないにもかかわらず、
次回に向けて意欲を燃やすのでした。
会場こそ違えど、同時期にこれだけの２つの展覧会がやっていたのは非常にラッキーです。
反省点・改善点などを考えつつ、残りの２日。。
まさかの・・・
March 2, 2011まっ、まさかの3月。。
マイペースに進めてきていたこのブログ。
せめて1週間に一度の更新・・・2週間に一度の・・・月一回は・・・
とうとう2月がまるまる抜けてしまう事態に。
しかも前回は遅れまくった新年のご挨拶。
身体を壊したわけでもなく、パソコンの調子が悪かったわけでもなく。
単に放置してしまっただけです。。
歳を重ねると時間が早く過ぎるといいます。
しかし最近、この時間の流れと自分の精神のズレに付いていけてないようです。
不思議なのは一日の時間はさほど早くは感じないのに、
それが一週間、一ヶ月、一年という単位ではものすごく早いのです。
・・・と、まぁこのブログが自分の情けなさを露呈するツールにならないために
展覧会の告知です。
本日3/2から、日本橋三越の７階アートスクエアにて「柏窯会ー磁器の表現ー」展が開催されます。
裏返すと、
実際のDMとは配置が若干違いますが、今年はこんな感じです。
ちなみに、写真撮影からデザインまでワタクシが制作いたしましたので
かなり豪華な構成になっていますが価格は非常に安価で済みました。
ギャラリーでの展示のDMとは違い、比較的制約の多い百貨店でのDM。
何度も校正の段階で直しが入ると先輩方から聞いていたので、
できるだけ情報を集めて百貨店の要望を踏まえつつ、
固くなりすぎず若者？らしさを考えたつもりです。
できるだけ安く、しかし安っぽくなく。・・と考えている方。
DM制作請け負いますよ。格安で。
今年の目標に掲げていた公募展ですが、
先月頭、日本陶芸展の出品締め切りがありました。
もし審査に落ちてもその後の展覧会に出品できるから、と
今回の展覧会直前にも関わらず、大物を制作しましたが見事に失敗・・！！
何年やってんだ？？と自分に問いたくなるような失敗でした。
公募展に出品もできず、展覧会にも出品できずのダブルパンチ。。
時間もないのにそれがボディブローのように効いてしまって・・・。
リベンジを果たす。。と息巻いて違うバージョンを含め今回の展覧会用に創った大物2点。
乾燥を急がず慎重に作業を進めていたのに、、
徹夜続きの疲れのせいか、気のゆるみか
点火した後ちょっと目を離した隙に
自動温度制御の温度設定の間違いにより、ゆっくり上がるはずの温度が
なぜか2時間ちょいで400℃に！！
（悲しさ故に、拡大はナシで）
久々の大爆発でした。。
少しコンセプチャルなことを狙っていた作品だっただけに
激しく落ち込みながらフテ寝を決め込みました。他の作品の無事を祈りつつ。。
とこんな感じで、山あり谷あり時間無しの制作でしたが、これも実力。
「旦那さぁん、お風呂にする？ご飯にする？そ・れ・と・も・？」
「制作する！！」と言えるぐらいにならなくては。。
展覧会で今の明石拓馬を感じていただけたら幸いです。
新年
January 4, 2011新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2010年の年末は、かなりバタバタと色々ありまして
このブログの更新が滞ってしまっていました。
昨年のブログを読み返してみると、色々な目標を恥ずかしながら綴っておりますね。
いったいこの１年で、どれだけの目標を達成できたのか・・・
真剣に振り返ってしまうと暗くなってしまうので、軽くスルーすることにして、、
今年の目標へと切り替えることにします。
・・・といっても、新たに設定するほど昨年の目標と変わらなそうなので、
http://takuma-akashi.com/blog/2010/01/01 →こちらを参照してください。
手抜きと思われるといけないので、
・工房の充実
・ホームページの充実
・展覧会
・公募展
これらを頑張る！！ってことです。要約すると。
１年とういうスパンで目標を掲げても、目先のことすら充分にできていないので
とりあえずは１つ１つコツコツってことで、
開催が迫ってきている展覧会の作品を創ります。
3月2日から、日本橋三越にて。
3月31日から、丸栄（名古屋）にて。
7月19日から、桃林堂（表参道）にて。
9月（詳細未定）、工芸むら田にて。
12月（詳細未定）、ギャラリー緑陶里にて。
2011年は今のところ、上記の予定で作品を発表します。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
Merry X'mas !
December 25, 2010メリークリスマス！！
このMerryですが、楽しむだとか陽気なといった意味の単語らしいです。
つまり、「メリークリスマス！」ってのは「クリスマスを楽しんで！！」ってことですね。
クリスマスの楽しみ方ってそれぞれだとは思いますが、
個人的にはどうやって楽しんだらいいのか、ハッキリ言ってわかりません。
幼い頃なら、どういう理由かはわかりませんが24日までに欲しいものを決めておくと
25日の朝には枕元にそれが置いてありました。
「願えば叶う」って教訓としては子供にとってはすばらしいイベントでしたが、
「いい子にしてないとサンタさんはこないよ。」って・・・
よく考えたら、モノが欲しいからいい子を装う大人に育ってしまいそうな駆け引きです。
まぁ、まんまとその直前はいい子にしていたような記憶がありますが。。
いただいたオモチャに、近所のジャスコの保証書が入っていて以来
25日の朝に枕元に欲しいものが置いてあったことはありません。。
そしていつしかクリスマスは、ただの飲み会へと発展して行きました。
「メリークリスマス！」は、この時期限定の乾杯の音頭となった訳です。
しかしそれも学生時代が終わり、田舎にこもって仕事をするようになると
派手なネオンを見ることもなく、いちゃつくカップルにイラつくこともなく、
ただの有名な人の誕生日ってだけの日になりつつあります。
願ったものをプレゼントしてくれるというサンタクロース。
彼に会う為に眠いのを我慢して、親父のブランデーなんかを「飲んでってください」という
置き手紙と共に用意したこともありました。
夢うつつで真っ赤なドレスに真っ白なヒゲの人を見たような気がしたことも。
コカコーラ社のイメージキャラとも知らず・・・
同じ願いが叶う系の話。流れ星。
最近双子座流星群がありましたが、折れた肋骨がなかなか良くならないのは
流れ星が落ちる間に、「治れ！なおれ！」って言えなかったからでしょうか？
サンタさんにお願いしたら叶えてくれるのでしょうか？
歳を重ね、おっさんになっていくにしたがって
どんどんこういった屁理屈が頭に出て来てしまいます。
し・か・し ！
いいんです。頭ではこんな理屈っぽいことを考えつつも、
心はウキウキしてるんです。クリスマスに。
本当にイエス様がこの日に生まれたのかどうかはわかりませんが、
世界が認めた大忘年会！！ってことで、今年１年を締めくくる気持で楽しめばいいんです。きっと。
明日の朝、枕元には湿布と痛み止めがありますよーに。。
ホテルハーヴェスト〜箱根翡翠〜
November 25, 2010前回お知らせした、ホテルハーヴェスト〜箱根翡翠〜にて
作品を展示しています。
搬入時、思った通りの高級感漂うエントランスに
小汚いGパン姿とボサボサ頭が浮いてるようにも感じ、オドオドしていましたが
ご一緒してくださったM木さんのキビキビした段取りのおかげで無事、展示できました。
作品はホテルのショップ内と、会員専用のラウンジに展示しています。
ショップのショーケースはこんな感じです。
ショップ内は・・
そして、会員専用ラウンジには、
会員でもお客でもなく、小汚い格好でカメラを構えて
シーンと静まり返った高級ホテルでパシャパシャとシャッター音。
じっくり写真を撮ることに少し気が引けて、しっかりとピンを合わせることもせずに
すごすごと帰ってまいりました。。
ビシッとスーツを着た、丁寧なホテルマン。
カポーンって音が似合いそうなラウンジ。
穏やかに流れるクラシック。
貧乏に似合わないそんな場所でも気後れしない、割と図々しい性格だと思い込んでいたが・・・
実はこういった所は苦手だったことに気が付いた。。
まさかコーヒーも頼めないなんて・・・・（高そうだし・・）
搬入後、めっきり秋の粧いに染まった箱根を散歩。
コンビニで缶コーヒーを飲みました。。。
© 2009 Takuma Akashi.